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2024-05-29

犬や猫に嘔吐や下痢が見られたら|SOSサインを見逃さないで

大田区、下丸子、矢口を中心に幅広い動物の診療を行う「まるこ未来動物病院」です。

犬や猫の下痢や嘔吐の症状は、一時的なもので自然に治ることも多くありますが、時には重大な健康問題のサインである可能性もあります。
様子を見ているうちに手遅れになるという事態にならないためにも、注意深く観察し、気になるサインを見逃さないようにしましょう。

今回は、嘔吐や下痢の一般的な原因とそれに対する対処法、動物病院を受診するタイミング、そして予防策について詳しく解説します。


嘔吐や下痢の原因

犬や猫が嘔吐や下痢をする原因は様々で、すべてが病気に直結するわけではありません。
最も一般的な原因の一つは、食べ物に関連しており、ストレス、消化不良、誤飲誤食、またはお腹の冷えが挙げられます。
また、食物アレルギー、感染症、内臓の疾患、寄生虫感染なども、嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。


考えられる病気

嘔吐や下痢は、単なる消化不良から重度の感染症や内臓の疾患に至るまで、様々な健康問題の初期兆候となることがあります。
具体的な病気としては、胃腸炎、膵炎、肝疾患、腎疾患、などの病気が潜んでいる可能性があり、さらには異物の摂取が原因であることも考えられます。


病院に来るタイミングや判断のポイント

犬や猫が嘔吐や下痢をした場合、すぐに病院に連れていくべきかどうか悩まれてしまう飼い主様は多くいらっしゃいます。
以下のような症状が見られる場合は、速やかに獣医師の診察を受けましょう。

・連続して嘔吐や下痢が続いている場合
・血便や黒い便が見られる場合
・無気力や食欲不振が見られる場合
・腹部が膨れている、または痛がる様子がある場合
・脱水症状(乾いた鼻、弾力のない皮膚など)が見られる場合

これらの症状は、ただの消化不良よりも深刻な問題を示している可能性があります。


診断方法・治療方法

まず、問診や身体検査、糞便検査で健康状態を確認します。
症状によっては、より精密な診断を行うために血液検査、X線や超音波による画像検査、細菌やウイルス感染の検査などを行う場合があります。

治療方法は診断に基づいて決定されますが、感染症や寄生虫が原因である場合は薬物治療が行われます。一方で、食事の問題やアレルギーが原因であれば、普段の食生活を変えて様子を見ます
また、腸やその他の内臓に問題がある場合は、それに適した治療が施されます。

下痢が続くと脱水症状のリスクが高まります。特に子犬や子猫、高齢の犬や猫は脱水により急速に健康状態が悪化することがありますので、下痢を繰り返している場合は、脱水を防ぐためにも速やかに動物病院を受診することが重要です。


予防法やご家庭での注意点

嘔吐や下痢の予防には、日々の生活習慣に注意を払うことが非常に重要です。特に基本となるのは食事管理です。急なフードの変更、人間の食べ物、犬や猫にとって危険な食材は避けるようにしましょう。

また、適切な食事量を守ることも肝心です。食べ過ぎは消化器系のトラブルを引き起こす原因となるため、愛犬や愛猫の体重や活動レベルに応じた食事量を心がけましょう。


まとめ

犬や猫が嘔吐や下痢をしていると、飼い主様としては心配になってしまうと思いますが、原因を確認するためにも早めの受診が大切です。
また、日頃からの適切な食事の管理と定期的な健康チェックが、愛犬や愛猫の健康を守る鍵となります。


東京都大田区下丸子で、犬・猫・フェレット・ウサギ・小動物・鳥・魚まで、幅広い動物の診療を行っている【まるこ未来動物病院】

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