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2025-09-03

犬や猫の歯石除去|麻酔や抜歯への不安をやわらげる当院の治療方針とは

大田区、下丸子、矢口を中心に幅広い動物の診療を行う「まるこ未来動物病院」です。

犬や猫のお口のトラブルは、全身の健康にも深く関わっています。なかでも、歯垢や歯石をそのままにしておくと、歯周病を引き起こし、痛みや感染の原因になるだけでなく、重篤な病気につながってしまうこともあります。

そのため、歯石除去は犬や猫の健康を守るうえでとても大切な処置です。とはいえ「麻酔が心配」「抜歯されるのでは」と、不安に感じる飼い主様も多いのではないでしょうか。

今回は、歯石除去の必要性と、まるこ未来動物病院で行っている安心で丁寧な歯科治療の取り組みについてご紹介します。


歯石除去はなぜ必要?|見えない部分から進行する病気を防ぐために

犬や猫の口の中にたまった「歯垢」は、わずか数日で硬い「歯石」に変わります。歯石は表面がざらついているため細菌が付着しやすく、歯周病が進行する原因になります。

歯石が歯ぐきの奥まで入り込むと炎症化膿を起こし、最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあります。さらに、歯周病の原因菌が血流に乗って全身を巡ると、心臓や腎臓などに悪影響を及ぼすおそれもあるのです。

犬と猫の歯周病についてはこちらで解説しています

このように、歯石除去は「単なるお口のケア」ではなく、全身の健康を守るための大切な医療処置といえます。


安心してお任せいただくために|当院の歯石除去における工夫

まるこ未来動物病院では、歯石除去を安全に行うため、事前準備から処置後のケアまで丁寧に対応しています。できるだけ犬や猫への負担を減らしながら、安心してお任せいただける体制を整えています。

<術前の徹底準備>
歯石除去は、通常は全身麻酔をかけて行います。そのため、当院では麻酔のリスクを最小限に抑えるために、以下のような準備を行っています。

・術前の抗生剤投与(約2週間)
重度の歯周病がある場合には、処置前から抗生剤を服用してもらい、感染リスクをあらかじめ抑えます。これにより、麻酔中や術後のリスクを低減することができます。

・心臓病がある子への配慮
心雑音がある場合やシニアの犬猫には、術前に心臓の状態を確認します。そのうえで、麻酔薬の選定や点滴管理を個別に調整し、安全性を確保します。

・レントゲン検査による事前診断
見た目では判断できない歯や骨の状態、隠れた異常を確認するために、必要に応じて術前にレントゲン検査を行います。これにより、より正確な処置計画を立てることができます。

これらの準備は、他の病院では必ずしも行われているとは限らない、当院ならではの治療方針です。どんな小さな不安にも、事前にしっかりと向き合うことを大切にしています。

<再発を防ぐための総合的な処置>
当院の歯石除去は「歯石を取って終わり」ではありません。お口の健康をできるだけ長く保つことを目指して、以下のような総合的な処置を行っています。

・超音波スケーラーによる歯石除去
歯の表面だけでなく、歯周ポケットの中に隠れている歯石までしっかり取り除きます

・歯周ポケットの深さ測定と評価
歯ぐきの状態を確認し、どの程度歯周病が進行しているかを丁寧にチェックします。

・歯周ポケット内部の洗浄と殺菌処置
目に見えない部分に潜む細菌や汚れを洗浄・消毒し、炎症や感染の再発を予防します。

・ポリッシング(歯の表面を滑らかに磨く処置)
歯の表面を研磨して、再び歯垢や歯石がつきにくい状態に整えます。

こうした工程を丁寧に積み重ねることで、歯周病の進行を防ぎ、処置後の健康を長く維持することを目指しています。


抜歯が必要なケースも|痛みや感染を防ぐための前向きな選択

歯石除去を行ったあとに、歯のぐらつきや歯根の露出がはっきりと確認されることがあります。これをそのまま残してしまうと、そこから細菌が入り込み、再び炎症や痛みを引き起こしてしまうリスクが高くなるため、状況によっては抜歯を検討することもあります。

まるこ未来動物病院では、「歯を残すこと」だけを優先するのではなく、犬や猫が今後も快適に過ごせることを第一に考えて治療方針を提案しています。抜歯が必要と判断される場合も、その理由や処置の流れについて、飼い主様にしっかりとご説明し、ご納得いただいたうえで進めています。

<外科的処置の内容と工夫>
外科処置が必要になる場合も、犬や猫にできる限り負担がかからないように、処置方法や術後のケアにまで配慮した対応を行っています。

・歯根露出への対応
歯の根が見えている状態では、歯を残すかどうかの判断が難しいケースもあります。当院では、歯の状態や犬猫の日常生活への影響を総合的にふまえて、個別に判断しています。

・分割抜歯
奥歯のように構造が複雑な歯は、そのまま抜こうとすると周囲の組織を傷つけてしまうことがあります。そのため、いくつかのパーツに分けて丁寧に除去することで、安全性と回復のしやすさを両立させています。

・フラップ術(歯肉縫合)による処置
抜歯後に大きな穴が残る場合は、歯ぐきを縫い合わせて閉じる処置(フラップ術)を行います。これにより、自然治癒を促進し、術後の痛みや感染リスクを軽減します。

私たちは、どんな処置であっても「その子にとって何が一番よいか」をしっかりと考え、飼い主様と一緒に答えを見つけていくことを大切にしています。歯を抜くかどうかに迷われたときも、どうぞ安心してご相談ください。


まとめ

犬や猫の歯石除去は、見た目をきれいにするためだけの処置ではありません。歯周病の予防や治療を行い、心臓や腎臓など全身の健康を守るために欠かせない、大切な医療行為です。

「麻酔が心配」「できれば歯は抜きたくない」と感じている飼い主様も、ぜひ一度私たちにご相談ください。まるこ未来動物病院では、丁寧な事前検査と麻酔管理、そして分かりやすいご説明を通じて、飼い主様にも安心して治療をお任せいただけるように努めています。

歯石除去は一度の処置で終わりではなく、定期的なケアや、ちょっとした変化への早めの対応がとても大切です。お口のにおいや歯の色など、気になるサインに気づいたときには、どうぞお早めにご相談ください。


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