健康診断・予防
健康診断
大切なペットの健康を守るため、年に1回の定期健康診断で早期発見につなげましょう。
1.問診
病歴(既往歴、飼育環境、食事内容、予防歴など)を問診します
2.検査
身体検査、血液検査、尿検査、糞便検査、レントゲン検査、心電図検査
健康診断の注意点
朝ごはんを食べずに午前中にご来院ください(お水は飲んでいただいても大丈夫です)。当日の尿と便をご持参ください。採取が困難な場合は、院内でも採取いたします。
※詳しくはお電話またはご来院いただいた際にご相談ください。
※検査結果は表にまとめ、後日お渡しいたします。
ワクチン接種
年に一度のワクチン接種で、伝染病からペットの健康を守りましょう。
ワクチンとは?各種感染症のウイルスの毒素を弱めた抗原のことです。
ワクチンが体内に入ると、この抗原に対抗するための抗体が体内で作られます。
そのために、次に本物の強い病原体が体の中に入ってきてもその抗体で病原体を退治することができるようになります。
狂犬病ワクチン
狂犬病予防法で狂犬病ワクチン接種が義務づけられています。生後91日以上の犬は飼い始めてから30日以内に1回、その後は毎年1回注射を受けなければなりません。(混合ワクチンには狂犬病ワクチンは含まれておりません。また同時接種もできません。)
混合ワクチン
野外で感染する恐れのある病気を予防するものです。当院では年1回の接種を行っており、生活環境やライフスタイルに合わせて適切な予防をお勧めしております。
ワクチン接種の注意点
当日は、ワクチン接種前に身体一般検査を行います。健康状態によっては治療を優先しワクチン接種をお断りさせていただくことがございます。
ワクチン接種後に副反応が出て体調を崩すことが稀にございますので、接種後は安静にし、様子を見られるよう診療時間終了の1時間前までに受付をお済ませください。また、帰宅後も様子を見ていただきますようお願いいたします。
健康診断の注意点
朝ごはんを食べずに午前中にご来院ください(お水は飲んでいただいても大丈夫です)。当日の尿と便をご持参ください。採取が困難な場合は、院内でも採取いたします。
※詳しくはお電話またはご来院いただいた際にご相談ください。
※検査結果は表にまとめ、後日お渡しいたします。
フィラリア・ノミ・ダニ予防
毎年しっかり予防をして、恐ろしいフィラリアから犬猫を守りましょう。ご要望に応じてお薬のタイプをお選びいただけます。
スポットタイプ
お薬が飲めない子にお勧めの使いやすいお薬です。効果は飲み薬タイプとほぼ一緒です。使いやすい滴下型のお薬です。
飲み薬タイプ
美味しいおやつタイプで飲みやすい、食事感覚で投与できるお薬タイプです。
※その他、ノミダニの予防が一緒にできるタイプも各種取り揃えております。
※フィラリアの予防薬処方には、診察と検査が必要になることもあります。
予防期間
5月~12月後半(生活環境によって異なります。)
フィラリア症とは?
フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。フィラリア虫体は、犬の心臓や肺動脈に寄生します。咳が出る、息切れ、疲れやすいなどの症状が見られたら早めにご相談ください。重度の寄生の場合フィラリアが心臓の弁にからまり死亡する場合があります。
去勢・避妊手術
繁殖予定がないのでしたら、若くて健康なうちでの避妊・去勢手術を推奨します。おおよそ6ヶ月齢以降、特に、女の子でしたら初回発情前に実施すると、将来の乳腺腫瘍のリスクが下がることがわかっています。
それ以外でも、子宮蓄膿症、前立腺肥大、会陰ヘルニアなど、避妊去勢手術で回避できる病気がいくつかあります。もちろんデメリットもありますので、私共と飼い主様とで話し合い、決めていきましょう。
去勢手術 (男の子)
一箇所を切開し、そこから精巣を2つ取り出します。なので、陰嚢は残りますが時間と共に目立たなくなります。陰睾という、陰嚢内に精巣が収まらない先天的な疾患の場合はこの限りではありません。
基本、日帰りでの手術になります。手術日の午前の診療時間中にお連れいただき、昼の時間に手術をし、午後の診察時間内でのお迎えとなります。
避妊手術(女の子)
基本、卵巣と子宮どちらも摘出します。開腹手術となるので一泊入院し、その経過をみて翌日の診察時間内でお迎えに来ていただきます。
去勢・避妊手術の注意点について
手術当日は絶飲食をお願いします。飲食をしてしまった場合、手術をお断りさせていただきます。
当院では、主に超音波凝固切開装置を用いて手術を行っております。出血は最小限になり、また腹腔内に人工物である手術用縫合糸を残しません。